アイデアからの創作について
アニメ『charlotte』を見た。作中には一切「charlotte」という言葉は出てこない。では、何故このタイトルなのか。
公式には明かされていないが、主要人物たちの持つ能力の頭文字ではないか、と考察をしたブログがあった。
この作品はストーリーとキャラが面白いのだが、話の展開やキャラの能力に違和感がある。その原因はおそらく脚本の作り方に依るのではないか。
『charlotte』というタイトルはあとからつけたのではなく、初めに「charlotte」という文字から主人公たちの能力を思いついて、そこから12話に渡るストーリーを考えたのではないか。
主人公たちの能力が斬新なのは、文字から着想したから。ストーリーが普通には思いつかなくて面白いのは、先に登場人物が生まれたから。
一流の漫画家(例えば秋本治)は「キャラが勝手に動く」という。バクマンでも編集者は「キャラを作れ」としつこくアドバイスする。漫画というのは初めにキャラを作ってしまえば、後はそのキャラクターが勝手にストーリーをつくってくれるのではないか。
教訓:斬新なストーリーを作るためには、ストーリー以外から考える。
斬新なアイデアを生むためには、本質や目的とは別な要素から考える。
欠点:自由に作って良い状況でないといけない
追記予定 万能鑑定士Qについて
雑学からトリックをつくる